keenacrowのブログ

ここは東京都某区のワンダーランド

SN公園の渋いカモ

ここは、SN公園。

花壇が整備された、住宅街の中の農業公園である。

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花を見ていたら、突然、花壇の中から2羽のカモが現れた。

また、カモかい。

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園内を自由に歩くカモたち。

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色の濃い方がオスで、淡い方がメスだろうか。

濃い方が淡い方の後をついて行く。

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色の濃い方に近寄って見ると、なかなか個性的で渋い風貌をしていた。

頭部の質感がゴワゴワしている。濡れているだけ?

切れ長の目。

目の後ろの汚れのような色は何なのか。

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二羽は、園内に造られた水路に入って、どこかへ泳いで行ってしまった。 

 

 

P公園のカルガモとスロープ

人工的な水辺に棲むカルガモは多い。

東京ディズニーリゾートの人工池にいるカルガモは有名だ。

 

P公園の人工池にもカルガモが棲んでいる。

5~6月頃には20羽近くのヒナガモがいたらしいが、7月中旬に見に行った時は、大人2~3羽とヒナが1羽だけ泳いでいた。

大人1羽はヒナを見守っていて、明らかにお母さんだと思われる。

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大人2羽は、水中で逆立ちしてお食事していた。

シンクロナイズドスミングのようだ。

今はアーティスティックスイミングと言うのだっけ。

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タイル張りの人工池なのに、水底に何か美味しいものがあるのだろうか。

それとも、これは練習か。

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他のヒナはどこへ行ったのだろう。

P公園にもカルガモの天敵となるカラスはいるけれど、何となく、A川のようなワイルドな場所より安全な感じがして、あまり悲劇的なことは想像されない。

どこかで寝ているか、別の場所にお引越ししたのかななどと思ってしまう。

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ダイブ!

 

噂によれば、ここのカルガモたちは、池の真ん中にある「島」の植え込みの中で休むらしい。

島から池へ、スロープが架かっていた。

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誰か優しい人が架けたのだ。

カルガモたち、よかったねえ。

 

 

A川のコサギくん

A川の上流に時々、白サギがいる。

足が黄色いことから、このサギは、白サギの仲間の中のコサギということになる。

夏のコサギの特徴である長い2本の冠羽は見られないが。

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足が黄色い

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いつもA川のこの辺りに一羽でいるので、同じコサギなのではないかと思う。

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光り輝くような白い体が目立つ

 

川下の方へ向かって歩いていたが

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急に振り返って

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大急ぎで

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戻ってきた。

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何を思い出したのかな。

 

A川のカルガモファミリーを探す

7月第2週。

先週はA川でカルガモファミリーに会えなかったので、今週は範囲を広げて探してみた。

 

A川の延長は約7km。

そのうち、先々週カルガモファミリーを見た場所を含む、上流から中流にかけての川沿いを歩いた。

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みどりの線の部分を歩いた


 

先々週カルガモファミリーやカワセミがいたB川との合流点には、誰もいない。

B川のこの付近には、カルガモのヒナが越えられない高さの落差工がいくつもあるので、ファミリーがここからB川を遡ることはないだろう。

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B川との合流点からA川の下流へ500m程下った所にあるJ橋の近くで、この日最初のカルガモペア(ペア①)と遭遇。

ヒナは連れていない。

先々週見たファミリーのお父さんとお母さんだろうか。

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カルガモの個体には外見的な個性が無い。

それに、例えば、オスの体の色は繁殖期が近づくと鮮やかになり、繁殖期が終わるとボヤけるとか、同じ個体でも変化するらしい。

だから、外見から個体を見分けるのは至難の業である。

ペアは下流の方からやって来たが、ここで泳ぐのをやめて、川石の上で羽づくろいしていた。

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J橋から少し下流で、国道がA川を横切る。

ここで川沿いの道が途絶えたため、しばらく川から離れる。

迂回して、再びA川へ。

そこからまた、ひたすら川沿いを歩くが、ずっと何にも出遭わない。

勾配の小さい、A川の静かな流れだけが続く。

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次にやっとカルガモを見たのは、J橋から下流へ1.5km程下った辺りのD橋の近くだった。

橋の近くばかりだと思われるかもしれないが、A川には、小さいものも含めて89本もの橋が架かっており、目印にして場所を覚えておくのに便利なのだ。

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大人5羽の集団である。

ペア+ペア+1羽のようにも見える。

5羽は初め、近い場所に散らばって思い思いに過ごしていたが、そのうち、綺麗に縦に並んで下流の方へ泳いでいった。

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見切れているが実際はもう1羽が後方についていた

 

 

私は、ここからまた上流へ引き返す。

 

途中カフェでお茶をして、再びJ橋の近くに戻ると、カルガモのペア(ペア①?)が、2時間前に見た時と同じ場所に居た。

相変わらず泳ぐことなく、食事に勤しんでいる。

まだしばらくはここから動かなそうだった。

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B川との合流点に戻る。

そこから上流へ200m程行った所のO公園の近くに、また、カルガモのペア(ペア②)がいた。

さきほど見たペアはJ橋の近くに留まっていたから、これは別のペアだ。

やはりヒナは連れていない。

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このペアも、水草を食んだり、岸に上がってぼうっとしたりして、穏やかな時を過ごしていた。

子連れのお父さんとお母さんが漂わせていた緊張感は無い。

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この日、A川沿いを片道4km程歩いて出遭ったカルガモは、J橋近くのペア①、D橋近くの集団、O公園近くのペア②である。

先々週ファミリーを見た地点から近いのは、J橋とO公園だ。

やはり、ペア①かペア②が、ファミリーのお父さんとお母さんだろうか。

 

いずれにしても、ヒナを見つけることはできなかった。

天敵に襲われたり、ここ数日の豪雨の被害に遭ってしまったのかもしれない。

あるいは、ファミリーごと、どこか別の場所へ「カルガモのお引っ越し」をした可能性もある(ただ、この辺りには、あまり良い引っ越し先が無いように思う)。

 

カルガモの繁殖期は4月〜7月。

今年はもう、A川でカルガモファミリーを見ることはないだろうか。

 

A川にカワセミがいた

2021年6月最終週。

A川とB川の合流ポイントにカワセミがいた。

この姿かたち、長いクチバシ、そして何と言っても背中の鮮やかなエメラルドグリーンは、カワセミだと思う。

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でも、一般的なカワセミなら、お腹がもっと明るいオレンジ色をしているはずだけど、このカワセミのお腹は茶色い。

カワセミの幼鳥は成鳥に比べて全体的に黒っぽいらしいので、このカワセミは幼鳥から若鳥になる頃の子供なのかもしれない。

体格は大人に見えるけども・・・。

一羽でポツンと居たから、もう独立はしているようだ。

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私の中で、カワセミといえば、清流の象徴。

ここ都心で見られたのは奇跡的だと思ったが、近年、水質改善の進んだ川では、都心部でも見られるようになったらしい。

このA川とB川も、時々ゴミが落ちているのは残念なのだが、水はたしかに綺麗だ。

そして特に、このA川とB川の合流ポイントは、なぜか鳥に人気のスポットとなっている。

全てを写真には収められなかったが、この日ほぼ同時に、カワセミ、白サギ、カルガモ、カラスが集まっていた。

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手前の段差をカルガモが登り、奥の段差の上を白サギが飛んでいる

 

またここで、カワセミを見られればよいと思う。

 

A川のカルガモファミリー

2021年6月最終週。

そのファミリー(?)は、A川の下流の方からやって来た。

大人が2羽と、ヒナが2羽。

ヒナは大人①の後ろにぴったり付いて泳いでいる。

そこから少し離れた所を、大人②が護衛するように泳ぐ。

大人①がお母さんで、大人②がお父さんだろうか。

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Wikidepiaによれば、カルガモのオスは、子育て期にはオスだけの群れを作るらしい。

ならば、大人②は、お婆ちゃんか叔母さんだろうか。

それともフレンドリーな他人?

 

引き続きWikipediaより

オスは腹部が濃褐色で、羽毛外縁(羽縁)の淡色部が小型になり胸部との差異が明瞭

尾羽基部を被う羽毛(上尾筒・下尾筒)が光沢のある黒

メスは胸部と腹部の羽色の差異が不明瞭 

上尾筒や下尾筒が黒褐色で、羽縁が淡色だったり淡色の斑紋が入る 

 

外見から判断すると、大人①はメス、大人②はオスのようだ。

やはり、どうも大人②はお父さんに見える。

最近は、カルガモのオスも子育てに参加するのではないだろうか。

ヒナが2羽というのは少ないので、天敵に襲われたりして減ってしまったのかもしれない。

 

ファミリーはA川の支流に入った。

支流には落差工がある。

一段目の落差工は、ヒナたちも何なく越えた。

本当にお母さんの後を忠実に追いかけるものだ。

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二段目は落差は小さいものの、ほぼ垂直で、ヒナたちはジャンプするが越えられない。

そんなヒナを尻目に、お父さんとお母さんは二段目の上で寛ぐ。

ヒナたちは、なんとかして親のいる所に行こうと、ずっと頑張っている。

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お母さんが降りてきた。

ほっとして付き従うヒナたち。

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その時、三段目に上がったお父さんの横に、一羽のカラスが留まった。

天敵に警戒するお父さん。

カラスと妻子を交互に見やり、警護モードに入っている。

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やはり、この大人ガモはお父さんなのだと、私は勝手に確信した。

 

結局、カラスはカルガモたちに一切興味を示さず、彼らは事なきを得たのだった。

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ファミリーはA川に戻り、上流の方へ泳いでいった。

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